Watanabe Clinic

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クリックで救える命があること
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クリックで救える命がある。
医療法人社団健翔会わたなべ内科クリニック
 糖尿病の話

■糖尿病の話

  ・・・こちらでは毎回、糖尿病についての情報・知識等を提供していきます
第3回 「検査値をどう読むか」

 クリニックや病院へ行くと、,診察室へ入る前に尿検査と採血があります。そして診察室では、主に血糖値、尿糖、HbA1c(ヘモグロビン A1c )の値について、報告とコメントをします。
 今回は血糖値と尿糖について、主治医がどういった見方をしているか、お話します。

1 :血糖値

 食事をすれば血糖値が上昇し、時間がたつと低下するのはよく経験することです。
 通常、私たちの血糖値は、80-150mg/dl の範囲で、大変厳しくコントロールされています。糖尿病になり、インスリン分泌が低下してくると、血糖値が徐々に上昇し始めます。血糖値を「食前の血糖値」と、「食後の血糖値」に分けて考えることにすると、食後の血糖値の方が早く異常値を示し始めることがわかっています。

 来院時の血糖が 200 mg /dl を越えていたら、糖尿病と診断することになっています。食事をしてから 1 〜 2 時間後の血糖値が一番高いとされていますから、糖尿病を心配している方は、食事を取って 1 〜 2 時間後に来院し、採血をするのがよいでしょう。 200mg/dl 以下だからといって安心するのは禁物です。
 先に述べたように、普段の血糖値はどんなに食べても 150mg/dl までにコントロールされていますから、それ以上であれば糖尿病の疑いが残るということになります。

 さらに糖尿病が進行すると、食前の血糖値(空腹時血糖)が上昇し始めます。空腹時血糖が 110mg/dl 未満を正常、 126mg/dl 以上を糖尿病診断の基準値として使います。
 朝食抜きの採血で、 110mg/dl 以上なら糖尿病の疑い、 126mg/dl 以上であれば糖尿病ということになります。この時には、もちろん食後血糖も上昇していることになりますね。
 最近は自宅で簡単に血糖値を測定できるようになりました。まず、食後の血糖値を測定してみること、これが高ければ主治医と相談して対策を考える必要があります。

2 :尿糖

 血糖値よりももっと身近なのが尿糖かもしれません。おしっこに糖が出ているといわれてクリニックを訪れた方も大勢いらっしゃることでしょう。血糖は体にとって 1 番大切なエネルギー、腎臓という内臓が糖を漏らさないように、せっせと回収作業をしています。
 ところが、血糖値が上昇して 170mg/dl を越えると、腎臓の回収能力は限界に達し、回収しきれなかった糖が、尿の中へ漏れ出してゆくことになります。ということは、尿糖が陽性になるということは、おしっこをする手前の数時間は、血糖値が 170mg/dl 以上であったということです。
 尿糖が多ければ、血糖値が 170mg/dl 以上であった時間が長かったということです。
 刻々と変化していく血糖値に対し、尿糖は過去数時間、血糖値が高かったのかどうかを知るよい手がかりとなります。

 当クリニックでは、自己血糖測定器(エキストラ:アボット社)を無料でお貸ししています。消耗品代は 1 回の測定につき、 100 円程度で、実費でお分けしています(例:食後血糖を 10 日間測定すると 1000 円)。

バックナンバー
■ 第8回 「糖尿病と歯周病」定期チェックで口腔のお手入れを
■ 第7回 「糖尿病性腎障害」
■ 第6回 「食後血糖上昇は心筋梗塞のリスク」
■ 第5回 「インスリンを測ってみよう」
■ 第4回 「検査値をどう読むか-2」
■ 第3回 「検査値をどう読むか」
■ 第2回 「自己管理・治療選択で糖尿病合併症の予防を」
■ 第1回 「糖尿病」ってどんな病気?

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TEL(052)861-3450