| 逆に、重度の歯周病では、炎症の起きている歯茎の炎症性細胞からインスリンの作用を抑える種々の物質が放出され、血糖コントロールに影響を与えると考えられています。調査によれば、 2 型糖尿病は 1 型糖尿病に比べて歯周病となる危険度は約 3 倍高く、また罹病期間と歯周病重症度との間に関連が見られます。 さらに
糖尿病患者さんの 30 %前後が唾液の少ないドライマウス(口腔乾燥症)であるといわれています。唾液減少は自浄作用の低下→歯周病悪化へとつながります。
血糖上昇で、口腔内のブドウ糖も上昇し、細菌にとっては栄養分の多い絶好の環境となります。
目や腎臓、神経といった合併症は良く知られており、皆さんもドクターも注意が行きやすいのですが、口腔内の歯周病はつい見過ごしがちな部分です。年に一度くらいは歯科チェックをおこない、大きなトラブルになる前に対処しておくことが大切です。
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